MAZE PROJECT

 

価格につきましてはお電話またはメールにてお問い合わせください。

 

テレビ局にCMを搬入する際にはJBA(日本民間放送連盟)の納入基準を満たしている必要があり(2011年7月のテレビ放送完全デジタル移行を機にこの基準が大きく改訂)、主に次の項目があります。

・正確な基準信号及び収録フォーマットが守られていること

・本編映像に帯域超過などの不正信号がないこと

・音声レベルが基準値内におさまっていること(2012.10.1以降はラウドネス値-24LKFS)

・クレジットや技術申し送り用紙の内容についてのルール

これらの基準に沿うように、完成したCM映像をプリントする際には「マスタリング」作業が必要です。MAZE PROJECTではこの「マスタリング」段階からのプリントもお引き受けしております。

 

MAZE PROJECTでJBA準拠プリント可能なフォーマット(テープ)

HDCAM SR / HDCAM / HDD5 の3種類です。

 

素材入稿方法

データメディア/テープ/サーバーアップロードなどにより、映像及び音声データを入稿してください。

受け入れ可能メディア:種類

データメディア

HDD/DVD-R/CD-R/フラッシュメモリ/P2カード

その他、Macで読み込めるものなら何でもOK

テープ

HDCAM SR/HDCAM/DVCPROHD/DVCPROHD EX/HDD5 など

サーバーアップロード

MAZE PROJECTの指定するサーバーまたはギガファイル便などのサーバーサービスにアップロードしてください。

テープ以外のメディアを用いる場合の推奨フォーマット

映像

QuickTime 1920x1080 23.976fps若しくは29.97fps

非圧縮4:2:2/アニメーション圧縮/AppleProRes各種/DVCPROHD(1280x1080)/AVC-intra

TARGA/TIFF/PNGなどの連番ファイルも可

ステレオ音声 24bit/16bit 48kHz リニアPCM非圧縮AIFF/WAVEファイル
サラウンド音声

24bit/16bit 48kHz 各ch独立モノラル音声x6 AIFF/WAVE/sd2ファイル

及び上記ステレオ音声に準じたダウンミックスファイル 

 

映像・音声は編集が完尺にて完成していて編集の必要がないこと。音声はミックス済みであること。尚、ステレオの場合、映像と音声は1つのQuickTimeファイルに入っていても構いません。

捨てカットの収録フレーム数(前後共)や、連番の場合は仕上がりのフレームレートなどを明確にお知らせください。

サラウンドのダウンミックスを用意するのが難しい場合は無くても結構です(このダウンミックス音声が放送で使用されることはありませんが、基準上必要なものなので、当方で違和感のない程度のミックスを作成して収録しておくことになります)。

 

発注書

NAB基準に沿った項目内容のクレジットなどを記入した発注書をいただきます。

クレジットは使用できる文字種や文字数が厳格に制限されており、運用上これに沿わないクレジットで納品すると局から差し戻されてしまいますので、注意が必要です。

MAZE PROJECTではここで間違いが起きないように、ご発注用の専用ソフトを用意しました。

項目毎に使用可能な文字や制限文字の説明、禁則文字を使用した場合の警告表示、発注内容をメールで送信する機能などを備えています。

Mac OS X v10.8以降で動作します(FileMaker Proをベースに作成していますが、FileMaker Proをお持ちでなくても動作いたします)ので、確実なご発注のために、できるだけこのソフトをご利用いただきたくお願いします。

ダウンロードページ

※発注履歴記録のデータベースとしてご利用いただけます。

※メール送信機能はお使いのMacのデフォルトメーラーを自動起動して利用する方式です

※MAZE PROJECTへの発注専用の設計になっています。

 

マスタリング

お預かりしました素材を技術基準に適合しているか精査しながらマスターを作成いたします。

基準外となる成分があった場合、当方にて補正作業を行います。但し、イメージを大きく変えてしまうほどの補正となる場合はお知らせし、対処方法をご相談させていただきます。

音声につきましては標準ラウドネス値を測定し、-28LKFS〜-24LKFSの間でおさまっていればそのまま、超過等していればおさまるように全体を調整させていただきます。

クレジットは発注書の内容に基づき、MAZE PROJECTの仕様のクレジットを収録させていただきます。

 

 

プルーフ・チェック

マスタリングは "エラーを排する" という、どちらかといえば「消極的」な工程ですから、この作業を経てとんでもなく見映えが変化するということはまずありません。

しかし場合により"補正"は行いますので、作業前後で僅かに印象が違うことはああります。

マスタリングが終了したCMは、その作業により制作意図を大きく逸脱したりしていないかなど、プリントの前に一度お客様にチェックしていただきます。この際には出来るだけスタジオにお越しいただき、マスターモニターでのチェックをおすすめいたしますが、遠方のため不可能だったり、こちらをご信頼いただけるのであれば、QuickTimeファイルにてメールやサーバー経由で簡単にご確認いただく、という方式でもよろしいかと思います。

 

納品

作業がすべて完了し、テープをお渡しする際に、すべての納品テープの内容を簡易ダビングしたDVD Videoをお渡しします。これによりプリントテープの中身を確認できますので、よりご安心いただけるかと思います。

このDVDはできるだけ早くご覧いただき、間違い等ないかのご確認をお願いします。

遠方への発送にも対応致しますので、お気軽にお問い合わせください(送料無料)。

 

 

納品物リスト

・局搬入用テープ(搬入基準によるシールを貼付してあります)
・テープケース表紙クレジット ※テープケースに同梱
・キューシート(技術申し送り用紙) ※テープケースに同梱
・内容ご確認用DVD Video
・〔ご希望があれば)マスタリング後のQuickTimeファイル(H.264等の軽いもの)
・〔有料オプション)クライアント試写向け品質のDVD VideoまたはBlu-ray(BDMV)

 

中古テープのご利用について


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